40代男のうつ病ブログ

うつ病になり約10年。再発を繰り返すも生きる40代のブログ。

うつ病発症

こんにちは。

 

今日は私が最初にうつ病になった経緯を簡単に紹介したいと思います。

 

 

あれは2007年5月でした。

 

当時私はシステムエンジニア、いわゆるIT業界の会社に勤めていました。

 その会社は自社で開発するわけでもなく、請負(ほぼ派遣)で働いていたのですが、

 ある日同じプロジェクトの尊敬するAセンパイからこんな噂を聞きました。

 

 

「Zプロジェクトが火を噴いてるらしい。そこに派遣された人は

土日はおろか、毎日徹夜に近い状態で働いてるらしいぜ。

そんなとこ行きたくねえよな。」

 

 

私はそんなプロジェクトに派遣されるなんて

冗談じゃないと思いながら

 

「ほんとにそうですね。」

 

と怯えながらAセンパイに言いました。

 

 

 

それから数日後・・・

なんとその尊敬するAセンパイから

 

 

「人手が足りないから、Zプロジェクトに行ってくれ。」

 

 

と言われました。私は一瞬何のことだかわかりませんでした。

 

あれだけZプロジェクトのことを悪く言って

私を怯えさせておきながら

(ま、Aセンパイはそのつもりはなかったかもしれませんが)

いきなり、行ってこいと!?

 

 

自分はしばらく時間をもらった後、Aセンパイに

 

 

「私には無理です。Zプロジェクトには行きません。」

 

 

 

と返答しました。するとセンパイは

 

 

「今後の(昇進)査定に響くけど、それでもいいか?」

 

 

と言われましたが。私は迷わず

 

 

「はい。」

 

 

と答えました。

 

 

 

 

すると、2、3日経たないうちにその事を

 Aセンパイから聞いたのか、聞きつけたのかわかりませんが、

 直属の上司でもないB所長から個室の部屋に呼び出されました。

 

 

そのときのことはあまり思い出したくないのですが、

 今でいうパワハラというやつです。当時はその言葉自体存在しませんでした。

 

 

 

「オレはオマエに直属の上司でないが、社会のセンパイとして忠告しておく」

 

「オマエは仕事を選べる立場か!!!」

 

「オマエは他の奴よりも全然頑張っていない!!!」

 

「オマエは俺みたいに営業して仕事取ってこれるか!?これないだろうが!!!」

 

 

 

 

他、あらゆる激しい怒号が私に浴びせられました。

(ま、パワハラではないというご意見もあるかもしれませんが・・・)

 

 

確かに上司のいうことはほぼ正論で、

私は、会社と雇用契約を結んでいる以上、

会社からの命令に背くことがどういうことか

もちろん理解していました。

 

 

しかし私は過去にZプロジェクトを似たような仕事をして

入院した経緯があり、どうしても無理だったのです。

 

 

 

B所長から1時間ほど怒号を浴びせられた私はその後、

なんだか頭がぼーっとなり、体がフラフラした状態になりました。

 

そうして定時になり、帰る準備をしていたころ足元がふらついて

会社内で倒れそうになりましたが、なんとか座り込みこらえました。

 

 

そして帰る途中、行きかう車に無意識でツッコみそうになったり、

電車にツッコんだりしそうになりながら

(もうこの時点でやばい)

家路につきました。

 

 

そうすると今度は、無意識のうちに家にある包丁で自分を刺す等

自殺観念が頭から離れず、これは生命の危機だと感じ、

実家に連絡し、とりあえず実家に帰り、翌日緊急で心療内科に行きました。

 

 

診断結果は・・・

 

 

 

 

うつ病

 

 

 

 

でした。

 

 

うつ病のことはもちろんしていましたが、まさか自分がなるとは・・・

 

絶望感でいっぱいになりました。

 

 

 

 

そしてこの時、うつ病が10年以上も続くとは思いもよりませんでした。

 

 

簡単にと言いながらも、長文になりすみません。

 

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

 

 

つづく