40代男のうつ病ブログ

うつ病になり約10年。再発を繰り返すも生きる40代のブログ。

救急車で病院に搬送

こんにちは。

 

倒れる!?の記事の続きです。

 

超忙しいオープン初日の仕事が終わり、私は

車で帰る途中のコンビニで倒れてしまいました。

 

意識はあるのですが、声がでないのと身体が全く動かないので、

このまま動けないのはまずいと思いながらも何もできずに

横たわっていました。

 

そして数分後・・・。

 

近くを通りがかった人が気づいてくれ、コンビニの人を呼びました。

 

  

「どうしたんですか?意識はありますか?」

 

そういった問いにわずかに首を縦に振ることさえやっとでした。

 

 

 

「ちょっと免許証か何かありますか?チェックしますよ」

「何も取りませんからいいですね?」

といわれ、財布をすっと取られました。

 

そこでコンビニと人と何やらひそひそ話が・・・。

 

「精神科の病院に通院している・・・。」

 

あとは何かごちゃごちゃ言われたのですが、

意識がもうろうとしてるせいもあって

あまり覚えてません。

 

 

最終的に

 

 

「どうしますか?救急車を呼びますか?」

 

と言われ、私はわずかに首を縦に振りました。

 

 

 

 

救急車で病院に運ばれるのは初めて・・・!

ヒャッフォーーーーーーーーー!!!!

 

 

 

・・・なんて心境なわけがありません。

自分はどうなってしまうのか?

心配と不安が交錯する中、

 

 

病院での診断結果は

 

「ただの過労」

 

とのこと。

ま、そりゃそうです。昼飯も食えず、満足にトイレにもいけず、

怒号が飛び交う中、朝から夜遅くまで働いていたわけですから。

しかもつい最近まで働いていなかった人間が。

 

 

救急病院で深夜まで点滴をうち、なんとか車椅子をつかってですが、

身体が動くまで回復し、心配で見舞いに来ていた

姉夫婦の家に泊まることになりました。

 

明日はどうなるだろう・・・?

 

そんなことを思いながらあっという間に

朝が来ました。

 

つづく 

 

倒れる!?

こんにちは。

 

「ブラック企業に入社!?」の記事の続きです。

 

 

 オープン初日で超忙しい中、社長まで

 業務に口出すもんだから余計に現場は大混乱!!!

 

お昼ご飯はおろか水を飲む暇もトイレに行く暇もないまま

夕方になり、ようやく10分だけトイレ休憩がもらえ、

水が飲めました。ふぅー。

 

  

ってか忙しさ異常でしょープラス社長が邪魔すぎて

しょうがないったらありゃしませんでした。

 

 結局お昼ご飯も食べないまま、その日の業務は終了。

時間も21時を過ぎていました。 

 

社長と社員は残って、今日の反省を踏まえ明日に備え

業務のやり方についてミーティングするみたいですが、 

まだ正社員じゃない自分は帰らせてもらえました。

 

 

 

ようやく帰れる・・・

帰りの 車の中運転していたら、安心したのか

どっと疲れが出てきて、このままだと

事故にもなりかねないと思い、途中のコンビニに車を停め、

一休みすることにしました。

 

 

 

しかーーーし!!

 

それ以後、私の体は全く動かず、

いつしか車から降りて、道路に横たわる始末。

意識が薄れ行く中で自分はこのままどうなってしまうのか?

 

運転して帰りたいけど、体が重くて言うことを聞いてくれない・・・

 

コンビニ内のちょっと離れた駐車場に停めた一人の男が 

車のそばにただただ横たわっていました。

 

つづく 

 

ブラック企業に入社!?

こんにちは。

 

前回の続きです。

 

オープン間近の店舗に「社長」がやってきて

それぞれ自己紹介をすることになりました。

 

なんか社長の印象は「ワンマン」なカンジで

あまり良くなったのですが、さらによくない出来事が!

 

私の直属の上司から信じらない言葉が!

 

 

「正社員希望の〇〇さんです。」

 

※〇〇さんとは私のことです。

 

  

 

へ?正社員希望?正社員じゃないの?

 

社長への自己紹介がすんだあと、すぐさま上司に確認しました。

 

 

「正社員希望とはどういうことでしょうか?

確か求人には”正社員”となっていたはずですが・・・」

 

 

と問いただすと、適当にかわされ結局うやむやに。

こりゃ雲行きが怪しくなってきました。

大丈夫かな・・・この会社・・・。

 

 

 

 

そして迎えたオープン当日。

 

  

予想をはるかに超えるお客さんでごった返していました。

 

厨房担当の私と上司ももちろんてんてこ舞。

レジ担当の人たちもいっぱいいっぱい。

 

しかし最初こそはてんてこ舞でも

厨房の上司が引っ張ってくれたおかげで

だんだん慣れてきました。

(それでも鬼のように忙しいのには変わりはないのですが・・・。)

 

 

 

 

 

ところがここであの「ワンマン」な社長の登場です!

 

いきなり厨房に入ってきては

 

「あーしろ!こーしろ!」

 

と命令をするのですが、これがまた理にかなっていないというwwww

その上怒号で命令するもんだから、お客さんのいる

レジまで聞こえてないか心配していたのですが、

案の定お客さんからクレームが来て、

レジの社員が

 

 

「お客様が”責任者を出せ”とのことです!社長!」

 

と言うと社長から信じられない言葉が!!

 

 

「そっちの都合をこっちにまで持ち込むな!」

 

 

 

一瞬耳を疑いました。

 

 

「責任者を出せ」と言われて出ていかない責任者・・・。

しかもそれが「社長」・・・。

 

こりゃブラック企業に入ってしまったかな・・・と

思いつつ、超忙しい業務をこなす私なのでした。

 

 

つづく 

 

再々就職先決定!

こんにちは。

 

前の記事 の続きです。

 

 

なかなか就職先が決まらないまま、10か月の歳月が

過ぎようとしてました。

 

しかしついに! 

条件が合致する求人が見つかり早速応募しました。

 

 

 

 

  

そこはオープニングスタッフ(調理人で正社員)を募集ということで

これ以上ないチャンス!!

 

面接に行くと、よほど人手不足なのか、すぐにでも来てほしいとのこと!

 

 

やったーー!!!

 

 

再々就職決定です!

 

 

面接から1週間も経たないうちに職場に通うことになりました。

 

 

通勤は朝7時から車で1時間弱のところで多少大変ではありましたが、

贅沢は言ってられません。

 

がむしゃらにがんばりました。

 

新規オープンでやることが多く、朝8時から夜10時まで

いきなり働くことにありましたが、就職できた喜びの方が

大きいためそれもなんとか乗り切りました。 

 

 

 

しかし、メニュー数のわりには

それに対する研修やマニュアル作成が

追い付いていないんじゃないか・・・?

と個人的に思っていましたが、

そこは先輩社員がなんとかするのだろうと

勝手に思っていました。

 

そして、ついにオープン初日を迎えることになりました。

 

つづく 

 

再々就職活動

こんにちは。

 

前の記事の続きです。

 

カフェを廃業後、うつ病の為にしばらくの間、

休養していました。

 

薬も再び増えてしまいましたが、

症状も落ち着き、再び就職活動はじめました。

  

 

 

「カフェ」という飲食業だったので、

職種はおのずと飲食業に絞って探し始めました。

 

基本的にハローワークで探していましたが、

 

 

受ける→落ちる→気分が落ち込む・・・。 

 

受ける→落ちる→気分が落ち込む・・・。 

 

の繰り返しでした。

 

 

普通の方だと

もっとがむしゃらに企業をうけまくって再就職する!!

 

ってカンジかもしれませんが、自分はハートが弱いのか

一企業に落ちただけでも結構ショックを受けるタイプだったので、

がむしゃらに面接など受けまくる方がうらやましく思えました。

 

あと意外と

履歴書と職務経歴書の準備、特に履歴書

手書きで行っていたので、一文字でも間違えると

別の用紙でまた最初から・・・

というのがとても嫌で、それががむしゃらに

就職活動しない要因の一つだったのかもしれません。

 

 

 

まあ、だからといって就職活動をサボっているようでは

いつまでたってもよい企業に内定が決まらないのですけどね・・・。

 

 

ハローワークのカウンセラーの方にも相談し、

 

「この企業は障害者としてオープンにすべきか、クローズにすべきか」

 

とか

「この企業の公表している条件だと、長続きするのは厳しそう」

 

などいろいろとアドバイスを受けながら、

しょっちゅうハローワークに通っていました。

 

しかしなかなか就職先が決まらないまま、10か月の歳月が

過ぎようとしてました。

 

つづく 

カフェ廃業

こんにちは。

 

前回の記事の続きです。

 

ほとんどない休日、オーナーとの絶えない口論、

最低賃金の半分以下の時給、うつ病の再発・・・。

 

これらのことを勘案し、主治医にも相談した結果、

カフェを辞める決断をしました。

 

オーナーに辞める旨を伝えた時は、

最低賃金の保証などいろんな条件が出され慰留されましたが、

心身ともに限界を迎えていた私に迷いはありませんでした。

 

 

 

しかし、オーナーに辞める旨を伝え、カフェを去っていくとき、

言葉では言い表せないほどの寂しさを感じました。

 

約1年という短い期間ではありましたが、

自分なりに愛着がわいていたカフェ・・・。

 

しかし残念ですが、うつ病が再発してしまった以上、

続けることは困難でした。

 

 

 

こうして私はうつ病から社会復帰のキッカケとなった

カフェを辞めました。

 

 

しかし今思い出してみても、うつ病が再発さえしなければ、

もうちょっとカフェを続けられたのではないか・・・?

 

という思いがあります。

 

うつ病というのは

 

「完治」

 

というのがないだけに本当にやっかいな病気です。

 

私はまた新たな道を探らなければならないのでした。

 

 

つづく 

カフェ廃業へ

こんにちは。

 

前回の記事の続きです。

 

休みらしい休みがほとんどとれず、売上も上がらない・・・

こうなるとカフェの原価を下げることで

利益をあげようと試みましたが、

それもなかなか成果が出ず・・・。 

 

もともと一般的に原価率が3割ぐらいと言われているのが

4割ぐらいのメニューがほとんどだったので、

利益が上がらないのは無理もありません。

 

 

 

 

セットメニューはクーポンなどで売り上げの底上げを図ろうと 

しましたが、やはり利益はなかなかあがりませんでした。

 

そこで原価率の低いメニューを出し、なんとか利益をあげようと

試みました。

この頃になると忙しすぎて、休日でもカフェのこと以外

頭にないような状況でした。

 

 

そして売上があがらないことに対する苛立ちからか、

カフェの方針についてオーナーと口論することが

かなり増えてきました。

 

そうして頑張って頑張ってきた挙句・・・・

ある日の朝、急に体が重くて起きれない状態になりました。

その日はカフェを休みました。

その次の日も、またその次の日も・・・。

 

薬が1種類まで減っていたうつ病の状態がここにきて悪化、

つまり再発してしまったのです。

 

 

 

すぐさま主治医の先生に今後について相談しました。

 

すると・・・

 

 

「オーナーとの口論が絶えない今の状況では

今後もまた口論が絶えないでしょう。

そうするとまたうつ病の状態が悪化してしまいます。

カフェは辞めてしまうことをお勧めします。」

 

 

 

 

 

オーナーとの度重なる口論がキッカケではありましたが、

ほぼ休日のない状態で1年間カフェをやってきたことで

心身ともに疲れ果ててしまっていたのです。

 

主治医の言う通りに私はカフェを辞める決心をしました。

 

つづく

 

カフェ開業

こんにちは。

 

前回の記事の続きです。

 

カフェの誘いを受けて3か月、試食に試食を重ね、

ようやく納得のできるワッフルが完成しました。

 

 

そして飲食店開業のための保健所の検査も無事に終わり、

いよいよカフェをオープンしました!!

 

 

 

 

 

オープン当初は慣れずにミスしたり、 

体力的についていけず休んでしまったりなんてことがありましたが、

知人が来てくれたり、調理と接客の楽しさもあり、

ミスも減り、だんだんと休むのも少なくなってきました。

 

しかし、そこで儲けが出ればいいのすが、

そこまで甘くないのが飲食業。

 

カフェでの利益が全く出ず、私の給料は

すずめの涙ほどでした。

 

 

 

当時の時給で計算しても最低賃金の半分以下でした。

 

最初のうちは

 

「しょうがない。最初から儲けてる飲食店ならみんながやってる」

 

と自分に言い聞かせていましたが、

雨や雪の日もカッパを着て自転車で通勤しても

お客さんが全く来ない日がしょっちゅうあったりして、 

心が折れそうでしたが、それでもなんとか頑張りました。

 

 

 

 しかしやはり給与は一般バイトの半分以下、

 これではモチベーションを保つのさえ難しい状況でした。

 

この頃になると徐々にカフェの経営方針を巡り、

オーナーと口論になることが少しずつ増えてきました。

 

うつの症状はというと、薬の量も相当減り、

ほとんど一般の人と変わらず働いている状況でした。

 

しかし、今まで全く働いていなかったのにもかかわらず、

いきなり週休1日制で、その1日も仕入れの時間にあてたりして

ほぼ休みが取れない状況が続きました。

 

 

つづく 

カフェ開店準備

こんにちは。

 

前回の記事の続きです。

 

 知人から「カフェをやらないか?」と誘いがあり、

私は迷うことなく「やる!」と返事しました。

 

 

しかし、システムエンジニアを退職してから早5年。

体力に自信がありませんでした。

 

 

 

幸い?というかカフェまでの交通費は出ないということだったので、

そこまで自転車で通うことで体力をつけていきました。

たまに休む日もありましたが・・・。

 

 

あとカフェ(飲食店)をする上で必要な資格、

 

 

食品衛生責任者

 

 

を取得しました。 

 

これは講習を受ければテストなど無く取得できるので、

誰でも取得できます。

ただし10000円ぐらい程度費用が掛かるので

(私の地域では8000円ぐらいだった記憶があります。)

よくお調べになってから取得されることをお勧めします。

 

 

こうして「食品衛生責任者」の資格を取得しましたが、

あとはカフェで提供する商品開発が残っていました。

 

当時はパンケーキがものすごく流行しておりましたが、

(ま、今でも人気が高いですが・・・)

そこであえてワッフルのお店を知人(以降オーナーと呼びます)

が出したいとのことでした。

 

 

 

オーナーいわく、ワッフル専門のお店自体が非常に少なく、

 粉物は原価があまりかからないし、

 当たれば儲けるだろうとの思惑からでした。

 

ま、オーナーの思惑はともかく、自分は調理することは

嫌いじゃない、いやむしろ好きな方だったので、積極的に

ベースとなるワッフルの生地作りから始まりました。

 

とはいえ、生地の小麦粉等の配分など全くわからず

 

「これがいい!」

 

というものがなかなかできず、2か月あまりが経過しました。

 

 

この頃には1つの物事に集中しているおかげかわかりませんが、

うつ病の症状など気にならない程度まで回復していました。

 

 

つづく

 

パートの面接→落ちる→面接→落ちる・・・

こんにちは。

 

前回の記事の続きです。

 

 

自立支援医療のお陰で医療費が軽減されたのはいいのですが、

収入がなければ必然的に貯蓄は減ります。

 

1年後には貯蓄が底をつくようになってきました。

 

 

このままでは非常にマズイ・・・。

 

 

 

私はなりふり構わずハローワークの求人よりも

パートの面接を受けるようにしました。

  

その方がすぐに収入に結び付くと考えたからです。

 

 

 

しかし!ここでも世間は甘くないのでした。

 

パートとはいえ、アラフォーの男を軽々と雇ってくれる会社は

残念ながらありませんでした。

 

 

私自信に問題があったのもあるかとは思いますが、

パートといえば、イメージは女性の雇用・・・。

そんなイメージをひきずりつつ、

次々とパートの面接を受けては落ちる・・・の繰り返しの

状態がしばらく続きました。

 

 

 

もう打つ手がない・・・そんなことを考えているところに

久々に知人から連絡が届き、驚くべき誘いが来ました。

 

 

 

「カフェをやってみないか?」

 

 

 

これを聞いた私の気持ちに迷いはありませんでした。

 

 

「やりたい!やる!やる!」

 

 

 

すぐに返事したのは、収入がなかったのももちろんありますが、

いつか自分のお店をもち、やっていきたいという夢が

システムエンジニアをしていた頃からあったからです。

 

 

 

 

この頃にはもううつ病の症状などあまり出なくなっていました。

 

 

ただ働いていないブランクが長かったので、体力の衰えに

懸念がありました。

 

ここからまた私の新たな挑戦の日々が始まりました。

 

 

つづく